【政治経済】なぜ冷凍野菜の値段は変わらないのか【考える学習】

業務用スーパーの特集をテレビで見ることが最近多いです。確かに、安いうえに便利な商品が多いです。また、海外からの輸入品が多いので、他のスーパーでは見られない商品も多々あります。私は業務用スーパーでは、海外からの商品や冷凍野菜を買います。さて、最近は野菜の値段が高騰しています。雨が多いとどうしても、実がなりにくく、結果流通量が少なくなり、野菜の値上がりの原因になります。しかし、冷凍野菜の値段は変わりません。これはなぜでしょうか。こういうことを考えるのもホームスクールならではではないでしょうか。




・冷凍野菜の値段が上がらないのは何故?

野菜の値段が高騰していますが、冷凍野菜の値段は変わりません。一般的な野菜のように、季節ごとの値動きもありません。例えば大根であれば、収穫の時期にあたる秋は安いですが、夏のこの時期は高いです。しかし、冷凍野菜の大根の値段は年中変わりません。今回のような天災があったとしても一緒です。さて、それはなぜでしょうか。ちょっと考えてみましょう。




・答えは〇〇に取引をしてしまっているから。

答えを一言で言えば、野菜の作り手も冷凍野菜の会社との間で先物取引をしているからです。売り手にとって一番嫌なことは商品が売れないことです。逆に買い手にとって一番嫌なことは、必要な時に商品が手に入らないことです。野菜の値段は、基本的に収穫時でないとわかりません。豊作だと値段は低いではが、凶作だと値段は高いでしょう。しかし、収穫時の野菜の値段は未来のことなので、誰もわからないのです。

そこで、野菜の売り手も買い手も前もって売買契約を交わしておきます。これが先物取引です。つまり、収穫前に売買契約をしていまいます。値段は、基本的には平年通りにします。こうすることで、売り手は満足いくレベルの値段で野菜を売ることができ、買い手も適度な値段で野菜を手に入れることができます。彼らは、野菜の値段の上がり下がりに惑わされることはありません。彼らは先物取引によって安定を手に入れたわけです。




・さて、答えは一つだけでしょうか。

冷凍野菜の値段が安定して安い理由は一つだけでしょうか。他にもいろいろ考えられるかもしれません。例えば、冷凍野菜の特性はなんでしょうか。1つは長持ちするということです。消費期限は野菜によっても様々ですが、どんなに短くても3か月、長ければ1年位は持ちそうです。

長持ちするということは、海外からの輸入が可能になります。例えば、業務用スーパーでは冷凍のズッキーニや芽キャベツがベルギーから輸入されています。両方ともあまり日本では栽培されていません。仮に、日本で買い求めたら高くなるでしょう。しかし、ズッキーニや芽キャベツが大量に作られている国があるならば、そこで大量に仕入れて安く買うことができます。もちろん、日本に輸入する際には安全性等の検査もあるのでそのあたりもクリアしている国に限られますが。

また、世界中に仕入れ先があるということは、仮にいつも仕入れている国で災害が起こり、野菜が輸入できなくなったとしても、別の国から仕入れることは可能です。例えばズッキーニや芽キャベツはアメリカでも大量に作られています。世界中で野菜の凶作が起こるということはさほどありません。世界のどこかで野菜は手に入れることが出来るでしょう。




・まとめ

ふと、生活に密着していることを考えることは面白いことかもしれません。今回のことのように、理由を探していくうちに自分たちが知らなかった世界が垣間見られます。一人で考えるのもいいですが、複数いるとさらに楽しいでしょうね。色々意見を出し合いながら、ネット等で調べるのもいい学習方法でしょう。










のぶしのてらこや(ホームスクールプラスα 運営会社)
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