英検やセンター試験など、逆に英語の各種試験でリスニングが出ないことが珍しい位です。英語学習は読み書きだけでなく、オーラルも重視されるようになった点でとてもいいことです。私もTOEFLに向けた学習をしています。リスニングは苦手ですが、TOEFLはリスニングがキーになるので、重視して学習しています。ちなみに現在アプリも含めて4冊目です。努力した分伸びている感じはします。さて、今回そのリスニングで私が掴んだコツの話なんですが、「リスニングはメモを取るな!」と言う話です。
・ほとんどのテキストはメモを取るように言う。
私が買ったどのテキストにも「リスニング問題ではメモを取ること」と書いてありました。また、メモの取り方までレクチャーしてくれるテキストもありました。ネット上でも同様にメモを取ることを勧める物が圧倒的です。私も初めのうちはこれを信じてメモをとっていたのです。しかし、あまり上手くいかなかったです。メモを取っているとその分集中力が削がれて、リスニング自体に集中できなかったからです。

・開き直ってメモを取らないようにしてみる。
最初はメモを取ることに慣れていないんだろうと思っていたのです。しかし、「慣れる」ことはありませんでした。そこで、開き直ってメモを取らないことにしました。鉛筆を持つことは辞め、目は時計を見て、リスニングに集中しました。そうすると、リスニングの内容により集中できるようになりました。メモを取っていなくても、内容を覚えていて問題が解けました。逆によくよく考えてみると、メモを見て問題を解くこともなかったので、メモを取ることは無駄なことではないかと考えるようになりました。

・コンピューターで考えると、CPUにタスクを増やしているだけ。
自分の頭をコンピューターと同じように考えてみると、メモを取るということはタスクを増やしているということです。同時並行で進めることができればいいのですが、少なくとも現在の私に関してはそれが出来ないのだと思います。しかし、仮にリスニングが日本語で行われたとしても、案外聞きながら書くということはできないんじゃないかと思います。理由は、リスニングの内容が自分にとって初めてのことで知らなかったことが多いからです。この場合であれば、メモは取らず、リスニングと理解に集中する方がいい結果が出ると思います。

・できない理由を考えて、改良することが大事
今回のリスニングだけではないですが、物事で問題が起こった場合はその理由を見つけて、解決策を探ることが大切です。出来ないのであれば、なぜ出来ないのか、出来るようにするためにはそうすればいいのか、を考える必要があります。それを考えることができる1番の候補は自分自身です。なぜなら、自分自身が自分のことを一番知っているからです。「己を知り敵を知れば百戦危うからず」とは孫子で述べられていますが、まさにその通りだと思います。

のぶしのてらこや(自宅学習・ホームスクールプラスα 運営会社)
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前職は通信制高校の営業職。教育業で講師としてのの経験が長いが、若い時は営業職を中心に色々な仕事を経験する。前職でホームスクールというものを知り、ホームスクールのことをもっと知ってもらいたいと思い現在こちらのサイト、ホームぺージプラスαを立ち上げる。現状の教育制度から、オルタナティブ教育業界、学習の仕方など、教育に関して色々な記事を書いている。時には辛口記事を書くことも。1児の父で趣味は野菜作り。