【自宅学習・ホームスクール】今の家庭には学習への「主体性」が欠如されている。【祝・150記事】

緊急事態宣言から2週間以上がたち、学校は休校状態です。教育に関しては学校によって違っているようです。ある学校では、オンラインの授業を試みています。別の学校ではプリントを配っています。企業はここぞとばかりオンライン授業を売り込んでいます。私はこの状況をみて実は少し残念に思っています。理由は、ほとんどの家庭が学習に関して主体性を持っていないからです。




戦後から今の学校の形は大きく変わっていないように思えます。集団授業をクラスで行い、学校から言われた宿題を家で行います。先生の言うことを聞くのが原則で、そうでない生徒は異端とされます。異端の生徒の中には自ら学校を去るものもいます。しかし、大概の場合は異端の生徒に問題があると考えられるか、クラスの30分の1がいなくなるとしか考えられないかどちらかです。皆、先生の言うことを聞くことに慣れてしまっているのです。先生が上官なのです。





しかし、今回の緊急事態宣言で学校がなくなり、「上官」たちの影響もかなり少なくなりました。この状況の中、独自の学びを楽しむ生徒もいるのかなと思いましたが、ふたを開けて見ればほとんどの家庭は「上官」からの指示を望んでいる状態でした。結局、勉強を「やらされる」のが好きなのです。




現在、学習に対して主体性を持っている家庭がどれぐらいあるでしょうか。例えホームスクールをやっていなくても、家庭で独自の学習を行っているところがどれくらいあるでしょうか。この状況に危機感を感じます。主体性がないと、結局将来働くことになっても職場で言われたことしかできない人間になります。これまではそれでもよかったかもしれませんが、現在社会が欲しい人材は主体性がある人間です。言われたことを行うのは機械やコンピューターができます。自分で問題を考え、行動する人間でないと価値がないとみなされます。




学習に対して主体性を持つということは、家庭において、どのような目的があって、どのような知識・技能をみにつけ、それをどのようにして身につけるかを考え・実行することです。ただ単に英語を勉強するよりも、「海外で医者になるために留学したい」というような目標があれば自分で動けます。具体的な目的としてもTOEFLやIELTSのスコアアップや現地での生活、大学での講義についていくための英語を身につけることが課題となります。




学校とは、その目標や具体的な課題の克服のために、「利用する」ところです。学校がやることすべてを否定しなくてもいいのです。自分自身が役に立つと思ったのであれば、それを利用すればいいですし、そうでなければしなくてもいいのです。例えば、学校から出される宿題で、例えば漢字を100個書いてくるように言われたものとかでも、自分に役に立たないと思えばしなくてもいいのです。私は子供が判断して、意味がないからやらない、と決めたのであればそれは尊重します。必要であれば先生向けに手紙を書きます。もちろん、そのせいで学校の通信簿があまりよろしくない結果になっても構いません。




強いて幸いなことと言えば、日本でも「ホームスクーラー」が増えてきたことです。SNS上で独自の学習をしている彼らのコメントを見ていると、ホームスクールの芽が出てきている感じがします。彼らが今後も独自の学習を続け、社会を引っ張る人材になることを願っています。




のぶしのてらこや(自宅学習・ホームスクールプラスα 運営会社)
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