コーチングって結局何?という方にわかりやすく教えます。

コーチングという手法が出てきて、10年は経ちます。しかし、「コーチングは教育にいい」「コーチングが流行っている」という話は聞いたことがあるとしても、コーチングって何か知っている人は案外いないのではないでしょうか。恐らく、「コーチングがいい」というニュースをやっていたとしても、「今日の晩御飯何にしようか。」とか「あの中国ドラマの続きはどうなるだろうか。」など、そこまで関心も持てなかったのではないでしょうか。そこで、今回の記事は「コーチングって何?」という質問に対して、端的に答えます。




・コーチングとは「訊く」ことである。

すごく平たく言えば、コーチングとは「訊く」ことです。トヨタにはなぜなぜ分析という根本の原因を探る手法があります。例えば、「機械が動かなくなった」という問題の原因を探るべく「なぜ」という質問をします。その答えに対して、なた「なぜ?」と訊きます。それを5回繰り返します。これを繰り返すとこのようになります。

「なぜ?」「オーバーロードがかかり、ヒューズが切れたから」

「なぜ?」「オーバーロードがかかったのは、軸受部の潤滑が十分でないから」

「なぜ?」「十分に潤滑しないのは、潤滑ポンプが十分くみ上げていないから」

「なぜ?」「十分くみ上げられないのは、ポンプの軸が摩擦してガタガタになっているから」

「なぜ?」「摩擦したのは、ストレーナー(濾過器)が付いていないので切粉が入ったから

5回「なぜ?」を繰り返して、根本的な原因にたどり着きました。

参考:https://n-works.link/blog/marketing/why-analysis

つまり、コーチングとは「訊く」ことによって、生徒側の「自問自答」をサポートすることと定義することができるでしょう。

コーチングでは、特にアドバイスを送るということはしません。生徒側が自ら答えを見つけることをサポートする活動と言えます。訊くだけでいいのであれば、誰でもできるような気がします。




・コーチングは万能ではない。

ではコーチングが教育においてどんな場合でも使える物かと言われると、そうでもないです。以下3つコーチングが使えない状況を紹介します。

1.コーチに信頼がないとだめ

コーチングをする側はコーチ、される側を生徒と呼びます。生徒はコーチの質問に対して答えわけですが、まず生徒がコーチに信頼をしていないと話さない内容も出てくるでしょう。例えば、「コーチ側が求めている答えを言わないといけない」と生徒が思っているとすれば、生徒は本音を言うことはないでしょう。これだと、コーチングになりません。

2.生徒側のやる気がない。

生徒がそもそも考える状態であるのかどうかもポイントです。例えば、すごく疲れていてなにも考えたくない状態だったとします。そんなときはコーチングどころではありません。また、元々その事柄に関心がないのであれば、訊かれてもその事柄に真剣に考えることはないでしょう。おそらく「わかんな~い。」「知らな~い。」で終わりです。自分の事でも他人事のように終わってしまいます。

3.そもそも問題の答えが生徒の知識・経験の範疇を超えている。

コーチングは生徒の自問自答を助けることでありますが、前提として「答えは生徒自身の中にある」ということがあります。しかし、答えが生徒自身の中にない場合はどうでしょうか。例えば、生徒が、「自分自身が全くモテない」という問題を抱えているとしましょう。例えばある生徒が「自分が全くモテない」という課題について解決方法を考えているとしましょう。そして、実はその生徒のファッションセンスが超絶にヒドイということをその生徒自身が気づいていないとしましょう。恐らくその生徒は、解決法をずっと考えている状態になるでしょう。一番手っ取り早い方法は、その生徒にファッションについてアドバイスをすることです。




・実際のところは、コーチング「だけ」だと厳しいか。

上記のように、コーチングだけだと教育にも限界があります。これは私個人の考えですが、基本ベースはコーチングで、どうしても生徒が答えを自身で導くことができない場合は、コーチ側がアドバイス含め、情報提供をすることが必要なのではないかと思います。イメージとしては、全体の8割は生徒の話を聞いて、生徒が自問自答するのを助け、残り2割で情報提供を行うイメージです。営業でも、8:2の法則というものがあります。8割はお客さんに話させて、2割は営業側が提案します。こうすれば、モノが売れるのです。恐らく、お客さん側が自分の考えが整理できて、適度にアドバイスも聞けて、気分が良くなったのが原因かもしれません。

ちなみに、アメリカのオンラインスクールの紹介を行っている在宅留学.comでもメンター制度があります。弊社の場合、コーチをメンターと呼んでいます。メンターは、英語を使って仕事をしている方や海外で活躍されている方を積極的に採用しています。これは、彼らが、生徒が思い浮かべる将来像であるからです。メンターは、生徒から尊敬され、信頼される要素を持つ方でありたいと思っているからです。加えて、メンターの職務経験は、生徒の問題に対して、アドバイスという形で解決に役立つでしょう。




・コーチングの資格ビジネスに気を付けて

コーチングというのは、知識はあった方がいいですが、資格が必要なものではありません。コーチングに関する基本書があれば充分に思えます。しかし、コーチングに関する資格商売をしている業者はそうは言わないでしょう。コーチングの手法も統一されておらず、コーチングのやり方もそれぞれで違います。正直まだ確立されていない教育手法とも言えます。基本を押さえて、自分なりの方法を試してみましょう。




のぶしのてらこや
ホームスクールプラスα
在宅留学.com
在宅留学.com(Eng)
お問合せに関してはこちらからご連絡ください。
nobushinoterakoya@gmail.com

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です