ホームスクールの良いところの一つは一つの教育方法に固守しなくていいことです。学校の先生のやり方に合わないと絶望的ですが、ホームスクールは一つのやり方が合わなければ、別のやり方を試すことができます。単語の記憶方法がいい例です。書いて覚える方がいい方もいれば、発音して覚える方がいい方もいます。
怖いのはそんないいところがあるのに、親が一つの方法に固守してしまうことです。有名な著者が書いた勉強のハウツー本に感化され、その学習方法に固守してしまい、結果が出なければ子供のせいにするという形です。どんな方法もどの生徒にも合うということはまずありません。やり方が合わなければ変える必要があります。
そこで、行ってほしいことはPDCAサイクルです。ビジネスの場でよく使われるPDCAサイクルですが、教育の場でも応用できます。学習プランを立て、実際に学習をしてみて、効果測定を見て、その結果から次どのように改善するか決める、という流れです。
ホームスクールで行ったすべての方法がうまくいくとは限りません。失敗もあります。しかし、失敗は絶対起こることです。失敗は成功の逆ではありません。失敗をしないと成功できないからです。失敗に関して、子供にあたることはとんでもないことです。失敗したことに関して、子供と一緒に原因を追究して、改善していくことがホームスクールの正しい形なのです。
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前職は通信制高校の営業職。教育業で講師としてのの経験が長いが、若い時は営業職を中心に色々な仕事を経験する。前職でホームスクールというものを知り、ホームスクールのことをもっと知ってもらいたいと思い現在こちらのサイト、ホームぺージプラスαを立ち上げる。現状の教育制度から、オルタナティブ教育業界、学習の仕方など、教育に関して色々な記事を書いている。時には辛口記事を書くことも。1児の父で趣味は野菜作り。
「ホームスクールの基礎その8~PDCAサイクルを回す~」への1件の返信