先週のフジテレビ、アンビリーバボーで紹介された鈴木琢也氏の話

もし、開成中学に余裕で合格して、東大にもすんなり現役で入って、財務省で国家公務員として働き、財務事務次官まで昇進し、プライベートでは結婚し、子どもも2人いて、子ども2人とも東大に入って・・・特に大きなトラブルもなく、一生を終えました、みたいなドラマが放送されていたら、誰も見ないだろう。恐らく、そういう人はいるのかもしれない。しかし、残念ながらあまり魅力には感じない。

鈴木琢也氏の話しは、この番組で紹介される前よりもずっと前に知っていた。彼の半生に関する本が出ており、もうすでに読んでいたからだ。彼に興味を持った理由は、私の境遇に似ていたからだろう。私も、高校の時は落ちこぼれで、一念発起してアメリカに留学した。同じく、コミュニティカレッジからの編入組(別名、敗者復活組(笑))だし、同じ系列の大学であるUC Santa Barbaraを卒業している。実は、留学生がUCに入るというのは、正直かなり厳しい道である。今回はそのあたりの補足も加えて話しをしたい。




鈴木氏の半生の流れ

彼の著書によれば、彼は、4人家族の長男(姉が一人いる)として生まれた。小学生の頃は、勉強もあまりできず、友達もいなかったらしい。親もあまり構ってくれなかったみたいで、中学に入ってグレてしまう。それが高校まで続き、卒業後はとび職として就職。この辺りからすこしは落ち着いたとのこと。彼が19歳の時、父親が会社の授賞式でハワイに行き、そこで父親の頑張りを知る。そこから、自身も父親と同じように営業マンとして働く夢を持ち、専門学校に入り、IT系の営業職を得る。そこで、会社の上司たちが高い学歴を持っていることに気が付く。2008年の24歳の時に、リーマンショックで会社が取引先を失っていき、それを機会にアメリカに留学、UC Berkeleyへの留学を目指す。結果、1年目が語学学校、2~3年目はコミュニティカレッジ、4~5年目はUC Berkeleyで過ごし、無事卒業する。現在は結婚、コンサルティング会社で働かれている。




UC Berkeleyに入るということは、下手したらHarvardに入るよりも難しい。

UC Berkeleyに入るということは、正直Harvardに入るよりも難しいことかもしれない。というのも、UCには州内生が優先という鉄則があるからである。そもそもUCとはUniversity of Californiaのことであり、カリフォルニア大学という州立の大学を指す。州立なので州内生を優先するのは当然であり、州外生や留学生なんていうのは蚊帳の外なのである。また、州内生は授業料が安いが、州外生は私立大学並みの授業料を払わなければならない。正直留学生には全く優しくない。「まあ、相当優秀で入りたければどうぞ」位のスタンスなのである。伝説的な話しで言えば、留学生の場合、UC Barkeleyのビジネス学部に関しては、成績がオールAでも厳しいという話しもあった。この点で言えば、Harvardに入るよりも困難と言えるだろう。アメリカの大学への編入の場合は、学校の成績と志望動機書が基準になる。鈴木氏の場合は、成績はもちろん、この志望動機書もかなり良かったのだろうと思われる。




勉強には工夫が大事である。それ以上に人に頼ることも大切である。

彼の著書にも記載されているが、彼は学習方法にかなり工夫を凝らしていることがわかる。単語の覚え方、復習の方法、TEDを使ったリスニング対策・・・。自身を向上させるために並々ならぬ努力をしてきたことがわかる。個人的に特に感銘を受けたところは、彼自身が人に頼ったというところであろう。ほかの学生にライティングの方法を教えてもらったり、志望動機書を読んでもらったりなど、自分にないものを素直に他人に頼って教えてもらう姿勢はUC Barkeley合格につながっているのではないかと思う。というのも、私自身学生の頃は逆にあまり人に頼らなかったなという反省もある。確かに、それでも著書に書かれていた彼以上の成績は持っていた。しかし、例えば志望動機書を他の人に見てもらっていたら、第1希望であったUCLAにひょっとしたら合格していたのかもしれない。




学生時代の頑張りは、社会人になるための礎になる。

大学で頑張った人は、社会に出てからもその能力を発揮できると思う。なぜなら、大学で多くを学んだ人は、ラーニングスキルを身に付けているからである。社会に出ても学ぶことはたくさんある。寧ろ、社会に出てから学ぶことの方がかなり多いであろう。また、ディスカッションなどでのコミュニケーション能力が育まれているという点も社会に出てから有利になる。同僚などとの仕事の打ち合わせ、営業先での商談、コミュニケーション能力はラーニングスキルに並ぶ社会人にとっては必要な能力である。アメリカの大学で得られるものは、確かに英語もそうなのであるが、恐らく最大の武器は、これらラーニングスキルとコミュニケーション能力と言える。

さて、こんなアメリカの大学で学びたいという方に朗報である。弊社では、日本にいながらアメリカの高校卒業資格が得られる、在宅留学.comというサービスを開始した。小学生から始められるオンラインスクールで、英語での授業はもちろん、世界中の生徒とディスカッションや部活を楽しめる学校である。




人はいくつからでも学ぶことはできる。鈴木氏の場合は24歳の時であったが、別にもっと遅くても構わないだろう。人生はいくつからでも新しいことを始めることは可能で、大きなことを成し遂げることもできる。現時点で特別な能力はいらないし、能力は後々身に付けていくことができる。やる気さえあれば、実は後は何とかなるものである。



のぶしのてらこや
ホームスクールプラスα
在宅留学.com
在宅留学.com(Eng)
お問合せに関してはこちらからご連絡ください。
nobushinoterakoya@gmail.com

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です