採用人事のぶっちゃけた話。会社に採用されるには○○が必要だった。

「たくさん勉強して、いい高校に入って、いい大学に入って、大きい会社に入れば人生安泰よ」なんていう「神話」は今でもたくさん聞きます。「高い学歴さえあれば、大企業に採用される」という言葉は、進学校や塾の先生が言うことです。しかし、その言葉、信用できますか。何故、教育現場以外を知らない彼らがそんなことを言えるのでしょうか。採用人事を複数の会社で経験した私からすると「学歴があれば就職できる」という話はまず間違っていると言えます。さて、それではどのような要素が就職には必要なのでしょうか。今日は、裏も隠さずぶっちゃけた話をします。




1.可愛ければ採用される?採用されるのに必要なのは「見た目」

よく、就職の指南書みたいなものに「身だしなみ」が大事という話があります。これは、正しいです。しかし、採用においては、身だしなみレベル以上に見た目は大事になります。正直、かっこいい人、美人の方が採用されやすいです。理由は、単純に見た目が良いと、面接官にプラスのイメージを持たせるという点があります。ある大手旅行会社で採用された新卒約100名の履歴書を見たことがあります。そのうちの一つに、「この子、かわいい!」というメモが残されていました。その子は現場を通り越して、いきなり人事で働いていました。かなりの出世コースです。真面目な話しでいうと、営業職などお客様の前に出てくる仕事であれば、会社の顔になるので、見た目はやはり重視せざるを得ません。

しかし、「かっこいい」「美人」の定義は会社それぞれです。例えば、かっこいい1つとっても、ジャニーズ系とスポーツマン系で全く違います。恐らく、前者はアパレル系に向いているでしょうが、後者はインフラ系に向いているでしょう。よく整形外科の二重まぶたにする手術のCMを見ますが、二重まぶたにすれば良いというものでもありません。また、就職の指南書に「ネクタイは赤がいい」と書いているものがあります。もちろんネクタイは好きな色で構いません。

「会社に採用される」ということは、「どこでもいいから大手に採用される」ということではありません。「自分に合った会社に採用される」ことが大事なのです。なので、会社に合わせすぎると、本来の自分に合わず、結局無理をして最悪会社を早期退職してしまうことになります。「見た目」に関しては、自分が「カッコいい」「美しい」と思う方向性を見つけ、その方向性に従って磨くのがいいのではないかと考えます。




2.結局直近の4年間何やってきたの?

学生である期間というのは、モラトリアム期間と言われます。つまり、仕事などから解放されて、自身の将来について考えたり、準備をしたりする期間と言えます。こうした、モラトリアム期間で何をしていたのか、ということが面接時に問われます。問われ方として「学生時代一番取り組んだことは?」良くここで出てくる答えが、「テニスサークル」だったり「ファミレスバイト」だったりです。会社側は、将来その会社の経営者になる「リーダー」を探しているので、「サークル部長」だったとか、「バイトリーダー」だったとか、そういうエピソードをエントリーシートに書くのです。読んだ記事によると、こうした「サークル部長」や「バイトリーダー」は通常いるはずの4倍になるそうです。つまり、75%は「ウソ」ということになります。面接も2次位になると、けっこう時間をかけて話を聞く企業も多くなります。1時間も話せば、その人の話に信ぴょう性があるかどうかわかります。

ここで躓く人は、「大学合格」がゴールだった学生です。志望する大学に入って、今まで抑圧されたものが一気に解放され、遊びまくってしまうわけです。しかし、大学合格は本来新たなスタートの筈です。このモラトリアム期間の中で、この期間でしかできないこと、例えば長期のバックパッカー旅行など、をして自分探しをしたり、将来への方向性を見つけてその方向に努力をしたりした人が、仕事を得ることができます。会社側で人を採用する際に共通していることは、「この人と一緒に働きたいかどうか」なのです。性格の不一致などは仕方がないですが、やはり学生時代に一生懸命だった人を採用したいと考えます。




3.学歴はもういらないの?

では、学歴はいらないのかというと「必須ではないけど、あれば確かに役立つもの」という立ち位置です。例えば、超がつくほどの大手であれば、学歴フィルターをかけて難関大学出身者しか採用しないということはあります。後は、学歴はある程度頭の良さを保証してくれる所があります。「○○大学だからそこまで外れることはないだろう」という安心感です。しかし、私は採用をしていてこの神話は信じていません。有名大学であるW大学の方を複数面接したり、実際に一緒に働いたりしたことがありますが、「この人ダメだな」と思ったことが何回もあります。(「W大学の悪口を言うな!」というかもしれません。いいんです。わたしもW大学出身ですから。)

後、「学歴のために受験に向けて猛勉強する」という時代は終わりました。少し前までは大学入試とは一般入試が主流で、勉強して受験に臨むという形でした。しかし、今は推薦入試とAO入試の割合が50%を超え、一般入試を超えています。推薦入試やAO入試は、学力というよりは、その生徒がこれまで行ってきたことが重視されます。それは、スポーツだったり、ボランティアなどの課外活動だったりします。加えて、「その大学で何を勉強したいのか」などのやる気も見られます。基礎学力をみるところもありますが、一般入試に比べると優しめの内容です。東大ですら、推薦入試があります。しかし、どんなアピールにせよ相当なレベルを東大は求めますが。




まとめると、子どもの将来の準備として、子どものやりたいことを我慢させてまで受験勉強をさせるのは、非効率ではないかという考えです。仮に、猛勉強の末で大学に入ってもその後エネルギー切れだったら本末転倒です。大学に関しては、「その大学に入るために頑張る」というスタンスではなくて「自分が頑張っていることを認めてくれる大学に入る」というスタンスがいいのではないでしょうか。大学4年生まで、自分らしくコンスタントに頑張ることが仕事につながるのでしょう。まあ、就職が決まった後もコンスタントに頑張らないといけないのですが。



のぶしのてらこや
ホームスクールプラスα
在宅留学.com
在宅留学.com(Eng)
お問合せに関してはこちらからご連絡ください。
nobushinoterakoya@gmail.com

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です