代々木高等学校はたまたま、知り合いの留学エージェントから伺った高校で、今回参加した通信制高校の合同説明会でブースがあったのでお邪魔してお話を伺うことができました。今回はその代々木高等学校についてまとめた記事について記載します。
・私費海外留学に理解がある高校
代々木高等学校は私費留学に理解がある学校です。高校生の帰国子女が日本に帰ってから困るのが受け入れ先の高校探しです。受け入れてくれる高校はないことはないのですが、条件が厳しいことがあります。例えば、家族の都合等で海外の高校に行かざるを得なかった生徒は受け入れるけれども、私費留学になると受け入れないというパターンがあります。私費留学をする生徒もすべての生徒がすべて現地の高校を卒業できるわけではありません。学業の問題以上に生活関連の問題も抱え、志半ばで帰国ということもあります。代々木高等学校をそういった生徒を受け入れる学校だと伺っています。
・2年間海外留学する学校
代々木高等学校のグローバル留学コースでは、2年間留学します。1年間の交換留学をする学校はたくさんありますが、2年間海外留学をする学校は珍しいです。カリキュラムをみて見るとカナダへの留学を計2年間行う留学コースがあります。8月にスクーリングを集中させて、1年目は語学学校で英語力を磨き、2年目は現地の学校で交換留学をするコースです。通信制高校なので、単位取得はカナダでレポート学習をして行います。
・保険をかけたい海外子女や私費留学生にもおすすめ
前述した通り私費留学にはリスクがあります。現地で上手くいかなかった時、帰国して今まで取得した単位を認めてくれる学校探しが大変だからです。そこで、代々木高等学校と現地校のダブルスクールという方法をとる生徒もいます。最悪、現地で上手くいかなかったとしても代々木高等学校を卒業していれば大学や専門学校への進学は可能だからです。代々木高等学校では、オーストラリアやニュージーランドなどにサテライト教室を設けており、そこで各サポートを行ってくれます。
・実は留学だけじゃない!半端ない企業提携の数
留学に関して強い学校というイメージでしたら、パンフレットに「提携校ガイド」というものが入っていました。塾や専門学校のようなところとの提携も、もちろんあるのですが、それ以上に面白いのが企業との提携です。お寿司屋さんや、「おにぎりせんべい」で有名な株式会社マスヤグループまで結構多様な企業と提携を結び、奨学金や単位所得の点で提携しています。この点も他の学校とは違う点ではないでしょうか。

総じていえば、学業以外のところでかなり色々出来る学校だと言えます。留学は英語力が身につく以上に海外で住むという経験ができます。私も留学経験者ですが、海外に住んだ経験というのは、度胸と視野の広さを身につけることができます。また、提携している企業で働くことで社会について知ることができます。卒業している頃には、通常の高校生に比べてかなり大人になっている、そんな期待をさせてくれる学校です。
のぶしのてらこや(ホームスクールプラスα 運営会社)
ホームスクールプラスα
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前職は通信制高校の営業職。教育業で講師としてのの経験が長いが、若い時は営業職を中心に色々な仕事を経験する。前職でホームスクールというものを知り、ホームスクールのことをもっと知ってもらいたいと思い現在こちらのサイト、ホームぺージプラスαを立ち上げる。現状の教育制度から、オルタナティブ教育業界、学習の仕方など、教育に関して色々な記事を書いている。時には辛口記事を書くことも。1児の父で趣味は野菜作り。