約束を守らない子供は叱らないといけない理由。

大学院のクラスメートで約束を平気で破る人がいました。向こうから会う約束をしておいて、当日ドタキャンというのはザラでした。3回に1回約束を守ればいいほうではなかったでしょうか。特に私にだけというわけではなく、他のクラスメートにもそうでした。そういうことが続いたので、彼女を信頼することもなくなり、まず約束を取り付けることもなくなりました。




SNS上で、「子供が約束を破った」という内容の書き込みをよく見ます。具体的には「明日から勉強をするといってしなかった」「○○を買ってくれたら明日から学校に行くと言ったのに行かなかった」など、そんな類です。こういう書き込みを見るたびに、「この親は子供を叱ったのかしら?」と思います。叱らないと、最終的には子供自身にとって最悪な結果になるからです。今回は批判もあるでしょうが、あえてこれをテーマに記載します。




・仕事で大事なのは、能力ではなくて〇〇だ。

仕事で大切なのは、その人の能力ではなくて信頼です。そして信頼は築くのは時間がかかりますが、壊れるのは簡単です。信頼の築き方自体はそこまで難しくありません。それは約束を守ることです。約束した時間に遅刻をしない、納期を守る、万一諸事情で約束を守れなかった早めに相談する、などです。約束を守ること自体は考えてみるとそこまで難しいことではないのです。しかし、それ“すら”できない人は信頼されません。仕事では相互協力が必要です。その人が納期を守らないのであれば、自分の仕事にも影響を受けます。そうなのであれば、その約束を守らない人には仕事を任せません。




・約束を破るということはその人の尊厳を奪うことになる。

約束を破られて平気な人はいません。約束を平気で破るということは、その人の尊厳を奪うことです。その人をレスペクトしていないということになります。自分をレスペクトしてくれない人と友達として付き合うことはありません。結果、約束を破る人には友達がいません。




仕事も友情も失うとやばいよね。




・叱るのを放置していると・・・

約束を破ったのに叱らずに放置していると、子供は「約束を破ってもいいんだ」と思います。仮に破ってはいけないということを知っていても、そこまで抵抗感なく約束を破るでしょう。そのまま大人になると、冒頭で話をしたような、誰にも信頼されない人になってしまいます。約束を破ることで一時的に本人は得をしているかもしれませんが、長期的には人生においてかなりの損失です。




・叱るのは親自身の尊厳を守るため

正直な話、子供が自分との約束を破った場合に叱るのは自分自身の尊厳を守るためでもあります。子供が自分との約束を破り続けると親としてもたまったものではありません。親も人間ですし、仕事などの理由もあり、子供の都合のみで振り回されるわけにはいかないのです。子供が王様で親が奴隷のような家庭を見かけるときがあります。ひどい場合はメンタルクリニックに親が行く羽目になっている家庭もあります。このような家庭では悪い意味で子供のやりたい放題になっています。自分自身を守るためにも、家庭内の約束はきっちり守ってもらいましょう。




・叱り方には2つのフェイズ

叱り方は2つのフェイズがあります。1つ目のフェイズは、約束を破られたことで損害を被ったこということです。例えば、どこかに行く約束を破られた場合、どこかに行こうととっておいた時間が無駄になるわけです。その時間は例えば仕事を入れることができたかもしれません。その損失があったので約束を破られると困ることを話すフェイズです。もう1つは、自分が約束を破られたらどう思うかを訊くフェイズです。例えば、「例えば、お母さんが急に動物園に行く約束を破ったらどう思う?」と訊いてみます。叱るときは、感情むきだしというよりは理路整然に。間違ったことは一切いっていないのですから堂々としていればいいのです。多くの児童指導書で書かれているように、理由をきちんと話せば約束を破ってはいけないということを3歳児でも理解できます。




叱るということは、「怒る」ということとは異なります。辞書にも記載されていますが、叱るということは、「相手の良くない言動を咎める」ことです。特に感情を高ぶらせる必要はありません。また確かに、叱ることで子供との関係は悪化するかもしれません。しかし、ここは通らないといけない道です。「子供のため」にも、子供が約束を破ったら叱らないといけないのです。






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