通信制高校「詐欺」は存在する!

受験シーズンです。全日制高校を受験する生徒は既に願書を出して後だと思いますが、通信制高校を受験する生徒はこれからの人も多いのではないでしょうか。先ほどNHKのニュースで通信制高校を志望している生徒が増えているという話がありました。学習の多様化が浸透しつつあるいい状況だと思います。ニーズが増えた一方で通信制高校も増えてきました。しかし、その中に残念ながら「詐欺」ともいえる行為をしていた通信制高校もありましたし、現時点で行っている通信制高校も存在するでしょう。今回はそんな通信制高校に関する「詐欺」について記載します。




・ウィッツ青山学園高等学校事件

ウィッツ青山学園高等学校は、三重県伊賀市にあった私立高等学校で、2005年9月に構造改革特区法による規制緩和で株式会社立高等学校として開校し、2017年3月31日に閉校しました。

この学校では、教員免許を持っていない先生による無免許授業や、簡易すぎる授業を行ったことで学習指導要領に反した授業(USJで買物をしたことを「数学」の授業とする)が行われました。また、就学支援金の不正受給もされていました。この学校の責任者は逮捕されています。この学校の生徒の学位は認められず、別の学校で再履修しなければなりませんでした。こちらにウィッツ青山学園高等学校での入学説明会の様子が記載されています。この学校がどれだけ杜撰だったかがわかります。

しかし、ウィッツ青山は氷山の一角だと思います。世の中には似たような学校がまだ結構あると思われます。しかし、なかなか表には出にくいと思います。生徒やその保護者も「この学校が怪しい!」と訴えれば、自分たちも実害を被るからです。危ない学校の特徴は以下の通りです。以下のようなことを学校説明会で話を聞いたら怪しいと思った方がいいでしょう。

・テストがない。

・レポートの提出がない、少なすぎる。

・スクーリングがない、少なすぎる。

・教科書がない、簡単すぎる。自分で選んでよい。




・海外高校の卒業資格が得られると自称する学校

「アメリカの高校卒業資格が得られる学校」と自称している学校が複数ありますが、怪しいと思った方がいいでしょう。そういう学校は「アメリカの高校と提携していて、そこの高校の学位が得られる」とホームぺージ上に記載しています。しかし、この「アメリカの高校」が曲者です。理由は、アメリカには「自称・高校」がたくさんあるからです。アメリカの高校は所属している州か、権威ある教育機関によって認可をうけていなければ、高校として認められません。日本の大学を含め、大学側もその高校が本当に大丈夫なのかを確認します。そういう「自称・高校」を卒業したけれど、大学受験の時に受験を拒否されたという話を複数聞いたことがあります。高校3年間がすべて無駄になるので、こういう学校は避けた方がいいでしょう。そもそも海外高校の卒業資格を得たからと言っても何の評価にもなりません。以下のような記載があれば、疑って間違いないでしょう。

・テストがない。

・スクーリングがない。

・日本語で学習して学位が得られる。

Fake Online High School と言われているWest Madison Falls High Schoolの卒業証書






・高校を名乗るサポート校

サポート校自体は別に問題ないのですが、サポート校であることをひた隠す所があります。昔、松下高等学院というところがありました。サポート校ということを名乗らず、説明会でアンケートに答えると合格通知が届き、3,4日以内に授業料の振り込みを促されたそうです。現在、松下高等学院は責任者が夜逃げしたらしく、もぬけの殻になっているという話です。ちなみに、「~高等学校」ではなくて「~高等学院」や「~高等学園」を名乗っているところはサポート校であると思ってくれていいと思います。

何でもそうなのですが、「美味しすぎる話には裏がある」ということです。高校卒業資格を得るには、それなりの労力が必要ですし、最低限の知識を得なければいけません。それはどこの高校でも一緒なのです。「ウチは特別!」みたいなところは絶対怪しいです。美味しい話には手を出したくなりますが、ここは是非こらえてください!




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