日大通信 イギリス文学史Ⅱ レポート課題攻略 

(この記事は2021年12月2日に記載しました。)

この記事を書いた人はこんな人

こんにちは

川崎です。

私の記事を初めてご覧になる方向けに自己紹介をします。

(何回か、読んでいる方はこの部分はすっ飛ばしてください(笑))

現在、日本大学通信教育部 文理学部 英文学専攻に所属して2年目です。

私自身、学部、大学院、共に経済学の人間でした。

塾や通信制高校のサポート校で英語を教えてきましたが、

やはり「教育の中心は学校だ!」ということで、教職免許を得たいと思い入学しました。

しかし、問題は入学当初からいきなり発生しました!

通信制大学ということで、横のつながりはなかなかできないのです。

特に1年目は孤独に学習を進めてきました(涙)

今回こういった「自分の学習記録に関する」記事を書き始めた理由は、

私自身が「他の人はどうやって勉強しているのだろうか」と感じたからです。

レポート課題で「不合格」をもらう時は特にそう思います。

「「合格」した人はどうやって勉強しているんだろう?」

ほとんどの学生の方は、一度はこう思ったことがあるのではないでしょうか。

通信制大学を卒業することや、教員免許をとることは競争ではありません。

隣で誰かが同じ目標に向かって走っているのは心強いものです。

是非、一緒に走って、一緒に目標を達成できればと思います!

イギリス文学史Ⅱの難易度:★★★★☆

イギリス文学史Ⅰの難易度を★3つにしたのに対し、イギリス文学史Ⅱの難易度は★4つとしました。これはイギリス文学史Ⅰが教科書をまとめれば何とかなるのに対し、イギリス文学史Ⅱは、自分で作品を分析して、自分の意見を書かないといけません。

私の場合、図書館でイギリス文学史の参考書を読んでより深く学んだり、作品自体を読んでみて参考書に書いていることを確かめたりしました。裏付けに基づいてレポートを記載したので、1発合格で乗り切ることが出来ました。

これらの作業は大変なものでしたが、文学研究の学習の楽しさが少しわかるようになりました。作品から、時代背景や作者の特徴が垣間見ることができます。文学研究が好きな人はそういうところを面白いと感じるのでしょう。

イギリス文学史Ⅰと同じく、固有名詞と作品名は英語で書くこと。人名は、初出はフルネームで書き、作品名は下線を引くこと、と書いています。これは、おそらく文学史の論文を書く際の共通のルールのようです。ここは怠らずにルールに従いましょう。

課題1:ロマン主義時代(19世紀)から現代までのイギリス文学史

以下の4問から1問を選んでレポートを提出します。

1.ロマン主義時代(1798-1830)の特徴を説明し、かつ代表的な詩人を5名挙げてその特質を説明しなさい。

2.ヴィクトリア朝時代(1830-1880)の特徴を説明し、かつ代表的な思想家、小説家、詩人などを5名挙げて、それぞれの特質を述べなさい。その際に具体的な作品に言及すること。

3.世紀末から第1次世界大戦までの時代(1880-1918)に活躍した小説家2名、詩人2名、劇作家1名を挙げて、それぞれの特質を述べなさい。その際に具体的な作品に言及すること。

4.第一次大戦後から現代までのイギリス文学の特徴を述べなさい。その際に、体表的な作家を5名以上上げること。

(有効期間は2019年4月1日より2023年3月のリポート受付締切日まで)

私は、2.を選択しました。理由は、「詩」はあまり読んだことがないのに対して、小説であれば「まだ読んだことがあるから何とかなるかな~」と思ったからです。

まず課題を分割して、答えないといけないことを明確にします。

・ヴィクトリア朝時代(1830-1880)の特徴

・代表的な思想家、小説家、詩人などを5名それぞれの特質

・それぞれの作品について言及

まず、ヴィクトリア朝時代の特徴ですが・・・

教科書に時代背景が書かれていますが、それをまとめる形で問題ないと思います、

まとめると、

・工業力(産業革命)、海軍が絶頂期

・資本主義経済

・ブルジョワ階級が台頭

・労働者は産業革命の恩恵を受けず、貧しい

・児童労働・売春などが問題

・印刷技術の発達→庶民も文学を楽しめる

前半はこの内容を肉付けしていけばOKでしょう。

ヴィクトリア朝時代の作品って?

私は小説家に限定して5名を選びました。ヴィクトリア朝時代の小説は、弱肉強食の世界を様々な視点から描いています。それは、貧民からの視点だったり、お金持ちからの視点だったり、女性からの視点だったりします。とりわけ、この時代は女性の権利的なものに目覚め始めた時代のような気がします。

どんな風に作者の特質・代表作を書けばいいの?

全体的にどういう作品を書いている人なのか、を書きました。

例えば、Charles Dickensは、自身の少年工時代の経験を基礎にして、貧民が社会から虐げられているシーンを写実的に書いています。

その後に代表作について記載しています。Charles Dickensの代表作はOliver Twistですが、話としては、主人公が救貧院で生まれ、虐待を受けて育っていく姿を描いている作品です。

これらを肉付けして300字位で記載すれば、提出できるレポートになるでしょう。

こういうことを5作家分書いて、合格しました。

課題2:作品比較

こちらは課題が2つ用意されていて、1つ選ぶ形です。

1.教材の「アンソロジー」の詩人を扱った個所から3人を選び、その詩人の作品の特徴を比較しなさい。引用文は英語を用い、その和訳を( )に入れなさい。

2.教材の「アンソロジー」の小説家を扱った個所から3作品を選び、その特徴を比較しなさい。引用文は英語を用い、その和訳を(  )に入れなさい。

(有効期間は2019年4月1日より2023年3月のリポート受付締切日まで)

これまでと違った形になり、自分の意見を述べる形になります。作品を「比較する」というのが、文学の研究っぽい感じがします。ここで、「楽しそう」と思う方と、「面倒くさい」と感じる方で分かれるでしょう。私は、最初は後者でした。

課題の選択としては、2を選びました。前述のとおり、詩は分からないので、小説ならわかるかなと思ったからです。

まず、比較するとはどういうことなのでしょうか。

ネットで文学比較というのを調べてみると、文学比較というのは複数の文学の相違点を書くという感じです。例えば、その小説が誰目線で書かれているのか、ということも比較になります。

そこで選んだのは、課題Ⅰで選んだヴィクトリア朝時代の作家の作品、Charles DickensのOliver Twist、Willam Makepeace ThackeryのVanity Fair、最後に、Charlotte BronteのJane Eyreでした。

この3点を選んだ理由は、課題Ⅰで学んでいたことをそのまま生かすことが出来るからです。

この3点の共通点は以下の通りです。

・ヴィクトリア朝の作品

・物理主義・自己中心主義になった人間への批判

そして、違う点は以下の通りです。

・主人公の社会的地位

・描写が誰目線(客観的な目線?主人公目線?)

・描写の仕方

例えば、Charles DickensのOliver Twistの主人公は貧民です。物語は客観的な目線で描かれていて、コミカルに皮肉めいて描かれています。

裏付けはアンソロジーから

各作品の特徴の裏付けは、アンソロジーの文を引用します。しかし、残念なことにアンソロジーがすべて英文です。翻訳を図書館で日本語版を手に入れましょう。

例えば、Oliver Twistが「皮肉めいた描写で描かれている」証拠の引用が以下の通りです。

Oliver Cried lustily. If he could have known that he was an orphan, left to the tender mercies of church-wardens and overseers, perhaps he would have cried the louder.

(オリバーはたくましく泣いた。教区委員と民生委員の監督の慈悲に委ねた孤児の身分を知ったら彼はきっともっと大声で泣き叫んだことだろう。)

この時代、教区委員と民生委員にはもちろん慈悲などありません。作者は、孤児として生まれたオリバーの境遇を皮肉っています。

私は、まず3つの作品の共通点(ヴィクトリア朝の作品で、物質主義、自己中心主義を批判している旨)を記載し、それぞれの作品の特徴を述べる形にして、合格をもらいました。

参考文献など

イギリス文学史入門 川崎寿彦著 研究社出版

イギリス文学史入門 入山恵子・川上美津子著 水声社

イギリス文文学史入門 白井義昭 横浜市立大学学術研究会

評価

評価のコメントはどちらも「よく学びまとめておられますね。次回も頑張ってください」と書いてありました。正直、今回は「良く学び」ました。結果が出て良かったです。まあ難関だったので無事合格出来て良かったです。

科目修了試験

イギリス文学史Ⅰと異なる形になっています。10の作品の内、5つの作品の名前、作家名を英語で書き、その作品の内容について日本語で述べるものです。

教科書の持ち込みは「不可」です。イギリス文学史マニアでなければ、ノー勉で勉強することはできないでしょう。これは令和3年3回目の過去問ですが、去年とは違う形なので、恐らく今年からこの形になったのだと思います。

まあ、出来ることは過去問を解きまくることですね。ダメだったとしても落ち込まないで、最悪スクーリングやメディア授業を活用するしかないでしょう。

まとめ

難関の科目の一つでしたが、無事突破出来て良かったです。また、この科目を経験して英文学の面白さも少しわかってきたように思われます。

卒業に関して、学生は英語学演習か英語文学演習のどちらかを取らないといけませんが、今回の科目の経験から英語文学の方を選ぼうかなと思っています。


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