日大通信 英語音声学 レポート課題攻略 

(この記事は2021年12月9日に記載しました。)

この記事を書いた人はこんな人



こんにちは

川崎です。

私の記事を初めてご覧になる方向けに自己紹介をします。
(何回か、読んでいる方はこの部分はすっ飛ばしてください(笑))

現在、日本大学通信教育部 文理学部 英文学専攻に所属して2年目です。

私自身、学部、大学院、共に経済学の人間でした。
塾や通信制高校のサポート校で英語を教えてきましたが、
やはり「教育の中心は学校だ!」ということで、教職免許を得たいと思い入学しました。

しかし、問題は入学当初からいきなり発生しました!
通信制大学ということで、横のつながりはなかなかできないのです。
特に1年目は孤独に学習を進めてきました(涙)

今回こういった「自分の学習記録に関する」記事を書き始めた理由は、
私自身が「他の人はどうやって勉強しているのだろうか」と感じたからです。
レポート課題で「不合格」をもらう時は特にそう思います。

「「合格」した人はどうやって勉強しているんだろう?」
ほとんどの学生の方は、一度はこう思ったことがあるのではないでしょうか。

通信制大学を卒業することや、教員免許をとることは競争ではありません。
隣で誰かが同じ目標に向かって走っているのは心強いものです。
是非、一緒に走って、一緒に目標を達成できればと思います!




英文法の難易度:★★★★☆



けっこうハードな科目です。理由は、各課題が何をして欲しいのかが分かりにくいからです。私の場合、運が良くてどちらの課題も2回目で合格でしたが、1年目の前半、最も苦しんだ科目でした。

逆に、何を書けばいいのかが分かれば、スタートが切れます。特に他の参考資料は必要ありません。

科目内容としては、理解することも、覚えることも多いです。各発音記号が何を表しているかとか、いつアクセントをつけるか、とかそういう知識を得ます。英語の中でも言語学の世界のように思われます。

そんなところもあり、難易度★4つの科目です。


課題Ⅰ:発音記号



課題Ⅰは以下の通りです。

横書解答

 次の2 問すべてについて答えなさい。

1  母音と子音の分類基準およびその該当項目について,語例をあげて説明しなさ

い。

2  特徴的な音声変化について,具体的に示しなさい。

英語音声学 課題1

 ポイントとキーワード

〈ポイント〉

1 発音記号と語例の提示による音声学的特質の理解

2 有声の[t],明るい[l]と暗い[l],英米の[r]の違いに関する知識

〈キーワード〉

 弱母音 二重母音 半母音

(有効期間は2019年4月1日より2023年3月のリポート受付締切日まで)


レポートの骨組み



問1と問2で分けます。

まず問1の流れを書くと、

母音の分類方法→母音の一覧→二重母音の分類方法→二重母音・三重母音の一覧→子音の分類基準→子音の一覧

となります。

母音と子音の一覧は、一つでも飛ばしてしまうと、書き直しになったという話しもあるので、気を付けてください(涙)

問2に関しては、教科書に書いているものをそのまままとめれば良い感じです。


母音の分類方法



以下のような分類方法があります。

舌の位置(前舌母音、中舌母音、後舌母音)

舌の高さ(高位置母音・中位置母音・低位置母音)

唇の形(円唇母音・非円唇母音)

調音器官の緊張具合(緊張母音・弛緩母音)

また、母音は強い強勢の位置によって強母音(強い音節)、弱母音(弱い音節)に分かれます。

強母音は後ろの子音との結びつきで、抑止母音(結びつきが強い)、開放母音(結びつきが弱い)に分かれます。

抑止母音は短母音、開放母音は長母音、二重母音、三重母音に分かれます。

二重母音は、前半が後半より強く発音される下降二重母音と、その逆の上昇二重母音に分かれます。


母音一覧の作り方



まず、短母音であれば短母音である母音をまとめて、母音ごとの分類基準の該当項目と語例を述べます

例: /I/ 前舌高非円唇母音、弛緩母音、kit

例みたいなものを、発音記号ごとにずっと書いていきます。

また、二重母音などに関しては、分類基準の該当項目は省略し、語例のみ書きました。

例:/ei/, cape


子音の分類基準



声帯の振動の有無、調音点(狭窄が行われる個所)、調音方法の3点です。


子音一覧の作り方



母音と同じように、子音のリストを作っていきます。

例:/p/無声両唇閉鎖音、peak


問2の特徴的な音声変化



/t/: 強い強制の母音と弱い強勢を受けた母音の間に入ると、/r/に似た発音になる。

明るい/l/と暗い/l/:前舌母音前だと明るい/l/,母音の後ろだと暗い/l/

/r/が現れる場所:アメリカ英語、イギリス英語で異なる。アメリカ英語では母音前、母音間、母音後のいずれにも現れる。イギリス英語では母音後には表れない。


課題Ⅱ:アクセント・イントネーション



横書解答

 次の2 問すべてについて答えなさい。

1 アクセントについて,例をあげて説明しなさい。

2 イントネーションの音声学的特質について,具体的に示しなさい。

英語音声学 課題2

 ポイントとキーワード

〈ポイント〉

1 句,複合語,文のアクセントに関する知識

2 イントネーションに関する音声学的理解

〈キーワード〉

 リズム 音調群 各音調の用法

(有効期間は2019年4月1日より2023年3月のリポート受付締切日まで)


レポートの骨組み



今回も問1、問2に分かれますが、総合すると以下のような感じになります。

1.句アクセント

2.文アクセント

3.音調


アクセント



アクセントとは?

ある語において、特定の音節が便りも目立って聞こえる時、その音節にアクセントがあると言えます。強さによって、第1アクセント、第2アクセント、それ以外の弱アクセントがあります。

2つ以上の語が1語になって句になります。その句もアクセントを持っており、句アクセントと呼ばれます。

パターンとしては、

1.各単語の語アクセントがそのまま保たれる。 例:black bird

2.1番目の語がやや弱く発音される。 例:very beautiful

単語が文中で受ける強いアクセントを文アクセントと呼びます。基本的には、内容語にアクセントがつき、機能語にはつきません。但し、強意のdoなどの例外はあります。

助動詞やbe動詞が単独で文の終わりに来た時。例:Yes, I can.

強意のdo。例: I do like English.

other(s)などと対照にして持ち入れられた時。例:Some think so, but others don’t.

強調や対比。例:He was there.   彼はたしかにここにいた。

逆に内容語で会っても文中で第2アクセントまで弱く発音されるケースもあります。

比較級more・最上級most. 例:Please speak more slowly.

再帰代名詞. 例:He washed himself.

漠然とした人・モノ。例:That’s a hard thing to do.

回数などのtime、物質名詞を数得る時のpieceなど。例:There are five pieces of chalk.

of + 所有代名詞。例:She is an friend of mine.

今朝、今晩のthis。例:I saw him this morning.

形容詞のlittle:。例:They lived in a little house.

リズム:リズムは音声の流れの中で音の強弱や長短が規則的に繰り返されること

例:care, careless, carelessness では発音の長さに違いが生じない。


イントネーション



イントネーションには3つの機能がある。

心情態度的機能:話者の心情、態度を反映している

文法的機能:平常文、疑問文などを分からせる

談話的機能:話題の流れやまとまり、転換を合図する


音調群:発話が、ピッチの変動により、いくつかの部分に区切られるが、その一つ一つを音調群と呼ぶ。音調群の切り方によって、文の解釈が異なる。

1.He has three sons which are doctors. (息子は医者の3名の他にもいる可能性がある)

2.He has three sons/ which are doctors.(息子は3名のみ)



音調群の構成部

①前頭部:音調群の初めから最初の強い音節まで

②頭部:最初の強い音節から核の直前まで

③核:ピッチが急激に下降または上昇する所で,普通は最後にある内容語の第1アクセントを受けるところ(例外あり)

④尾部:核の語に続くすべての音節



ピッチが急に変わる音節が核となるが、その変動の種類は、①下降調、②上昇調、③下降上昇調があります。

下降調は、「完結」「断定」が基調

①陳述文

②疑問詞で始まる疑問文

③命令文、

④感嘆文で使われる。(例:We found a shady place under a tall↓TREE.)

上昇調の「未完結」「不確実」が基調

①文の途中

②yes/no疑問文

③平叙文の形の疑問、

④オウム返しに訊き返す時

⑤依頼、勧誘

⑥挨拶

⑦呼びかけ

⑧断定的な口調を柔らげたい時。

下降上昇調では、「断定」と「不確実」が組み合わさったような感じ。

①文の途中

②陳述文を控えめに言う時(言い訳など)

③柔らかな命令、警告

④言外の意味

⑤部分否定


参考文献など



なし


評価



1回目にレポートを提出した時に、足りない部分を講評で記載してくれていました。2回目にそこを足して出せば合格でした。講評は「良くまとめられています」でした。


科目修了試験



正直、結構きついです。問題は多岐にわたります。

例えば、

ɪt wəz əmeɪzɪŋ tə siː haʊ piːpl wɚ hԑlpɪŋ iːʧ ʌðɚ.

をアルファベットに直す問題や、

「singer」と「longer」における下線部の発音の違いを説明しなさい、

(共に令和2年度第2回の科目修了試験問題)

のような形の問題がでます。傾向は令和3年になっても同じです。出るところがある程度決まっているので、対策はできるのですが、それでも厳しいでしょう。


まとめ



この知識が分かっていると、発音矯正には役立つかなと思います。調音点や調音法などの知識があれば、舌や発音法のどこがダメで、どこを修正すれば良いかが客観的にわかります。

良くネイティブの真似をして、と言われますが、どこがどう違うかわからない時があるので、あれは腹立たしい限りです。

確かに、役に立つ知識ではありますが・・・もうやりたくない!と言うのが本音の科目です(笑)


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