TOEFLを実際に受けて見て感じたこと

この記事の目的(なんでこの記事を書いたのか)

TOEFL(Test of English as a Foreign Language)はTOEICに比べると日本人受験者は明かに少ないでしょう。理由は必要性がないからです。会社で受験を勧められるのは間違いなくTOEICでしょうし、TOEICはビジネス英語のアセスメントなのに対して、TOEFLはアカデミック英語のアセスメントだからです。しかし、TOEICで900点以上取った私は、TOEICの限界を感じています。理由は、900点以上を取りたいというモチベーションがないし、其れ以上にTOEICで900点をとっても自分がネイティブみたいに話せるようになったという風には感じなかったからです。確かに「TOEICで900点を取った」というと、間違いなく上級者扱いされますが、実際のところそこまで良くなった感じはありません。

TOEFLのいいところは、4技能を測ることができる所です。リーディング、ライティング、リスニング、スピーキングの4技能を測り、それぞれの強み、弱みが分かります。一方で、TOEICはリーディングとリスニングのみです。確かに、スピーキングとライティングセクションが出来たとは言え、必須ではないですし、まだそこまでの注目度はありません。後は、私自身が教育に携わる人間なので、ビジネス英語よりもアカデミック英語に焦点を当てたいという気持ちもありました。

今回の記事は、そんなTOEFLを実際に受けてみて、感じたことを書いてみたいと思います。確かにTOEFLの受験方法などに関する記事はたくさんあるのですが、実際の会場の状態や、3時間以上の長丁場の体験談は他の記事では書かれていません。実際に受けてみるとわかることもあって、今回はそれについて書きたいと思います。




TOEFLを受験してみた感想を端的に言うと・・・

実際に受けて感じたことは、まず「疲れた・・・」でした。3時間以上の長丁場、ずっと気が入った状態なので、やはり疲れてしまいます。個人的には、スピーキングやライティングのアウトプット系がやはり課題です。日本人はあまり慣れていない形の問題なので、やはりここでつまずく人が多いのではないでしょうか。後は、周りにあまり惑わされないことが大事ですね。早めに受験している人は先にスピーキングセクションを受けるので、どうしても周りがガヤガヤしてしまいます。日頃から少々うるさいところで学習をするのがいいかもしれません。そうすることで本番に対応することができます。




TOEFLってどんな試験

TOEFLは元々、留学生が英語圏の大学を受験する際に、英語力を証明するために受験する試験です。アメリカやカナダの大学で主に使われます。一方で、イギリス、オーストラリアなどではIELTSが使われることが多いです。世界規模で通用する英語試験の一つと言えます。例えば、英検やTOEICだと日本だと通用しますが、世界だと難しいでしょう。

前述した通り、TOEFLはアカデミック英語4技能を測る試験です。大体3~4時間位かかります。かなりの長丁場です。順番としては、リーディング、リスニング、休憩(5分程度)、スピーキング、ライティングの順番です。ここではざっくりと各セクションの内容を述べます。

リーディングは3~4つの長文読解と公式には書かれていますが、私が受けた時は4つでした。時間は3つの時は54分、4つの時は72分です。読解問題の内容は、語彙を問うものから、文章の内容、書き換え、などが中心です。全て選択問題で記述式ではありません。

リスニングは、学校での生徒や先生の会話や授業での先生の話しなどが中心です。一つの大問で3~5分。それが5~6問あります。問題も選択肢を選ぶものになります。

休憩後のスピーキング問題は大問が4つあります。内容は自分の意見を言うものが一つ、後の3つは生徒の会話や教授の講義の要約を述べるものになります。英語で述べる時間は45秒から1分です。述べる前に準備時間が15~30秒あります。日本人が一番難関に感じているのではないでしょうか。

最期のライティングは大問として2問あります。一つは教科書の一部と授業内容を要約する問題、もう一つは自分の意見を述べる問題です。各問題それぞれ20分、30分の制限時間があります。

より詳しい内容はETSというTOEFLを主催している会社のサイトから得ることができます。

参考:ETS




実際にTOEFLを受験してみたらこんな感じでした。

TOEFLを受験するにはまず申し込まないといけません。申し込みはETSから申し込みます。実際に申し込んでみると3か月先まで予約が埋まっていて、私の場合は、4カ月先でやっと予約が取れた感じです。まず余裕を持って予約をすることをお勧めします。

申し込みをしたら、申し込み内容が書かれた紙が印刷できるので、それを印刷して当日持っていきましょう。確かに、当日は運転免許証やパスポートなどののみ身分証明書を提示するだけで受験できるのですが、申し込み内容が書かれた紙に、受験者IDが書かれており、それを分かっていないと、受験会場でそれを調べてもらわないといけないので、ひと手間かかります。テストでピリピリしている状態で、ひと手間かけなければならないのはあまりよろしくないので、やはり受験者IDは控えておいた方がいいでしょう。

料金が英検などの試験と比べると高めで、$245です。日本円だと大体26,000円位になってしまうでしょうか。スピーキングやライティングはどうしても個々の内容を吟味しないといけなくなるので、その分高くなるのではないかと思います。そこは仕方がないことです。高い受験料のせいでTOEFLはあまり受けられないのかもしれません。受験料はクレジットカードで支払います。

テスト会場に行ってみると、やはり若い人たちが多いです。大半は高校生や大学生と言ったところでしょうか。そもそもTOEFLは留学先での授業に対応できる英語力を測るテストなので、留学前提でなければ受けることもありません。私のようなアラフォーやそれ以上の世代はあまり見かけませんでした。しかし、待機中に単語帳を見ている60~70歳位のおばあさんを見ていると、なんかほっこりするのを思い出します。人生いつになっても挑戦するのは良いことだと思います。

私は、2回受験して、それぞれ別会場で受験しました。結果的には大きな会場で受けた方がいいです。大きな会場の方がトイレや待機室が充実していて、待っている時間もそれなりに快適に過ごせます。

大きな会場というのが、大学やテストセンターを指します。一方で、英会話学校などは小さな会場になります。一番大きな違いは、机の違いです。大学やテストセンターでは机が、一人ひとつです。所謂キュビクルと呼ばれる一人用机で、パーティションも備えづけられています。大学の図書館などで自習用の机というとわかりやすいかもしれません。一方で、英会話学校での机は長机で即席のパーティションがつけられているだけでした。これだと、揺れやすいですし、周りが気になってあまり集中できない人も出てきます。

2回目の受験の際にリスニングを受けていた時に、隣で係員と受験者が日本語で話をされていたのが気になってしまいました。正直あちらが悪いのですが、だからと言ってスコアが保障をしてくれるわけではありません。少なくとも、この会場では二度と受けまいとは思いましたが。

1回目で驚いたのが、スピーキングセクションもその机でやることです。テスト開始時間は人それぞれ違うので、自分がリスニングテストを受けているときに別の人がスピーキングテストを受けているということもあります。なので、別の人のスピーキング内容が丸聞こえです。正直、少し遅く会場に入って他の人のスピーキング内容を聞けば、なんとなく問題の内容がわかります。本当はダメなんでしょうけど、受験者が話している内容をメモを取ることすらできるでしょう。




実際に受けてみた感想

私は、1回目はかなり緊張して前半のリーディング、リスニングで思ったよりも力が発揮できませんでした。結果スコアは83でした。2回目は慣れてきたのと、対策の学習をしていたので、スコアは92でした。リーディングやリスニングは出来たのですが、スピーキングとライティングでまだまだ課題があります。

3時間の長丁場なので、ある意味「英語体力」のようなものが必要です。英語は外国語なので、やはり長い時間、英語を使っていると母国語を使うよりは疲れます。それを克服するには、日頃から英語に慣れ親しんでいるしかないでしょう。勉強以外にも、英語の海外ドラマを見るなど、英語で何かを楽しむことで、日頃から英語環境に自分を置くことが大切ではないでしょうか。

後は、スピーキングやライティングをどのように鍛えていくかが課題でしょうか。日本人は受験英語でもおなじみのリーディングが得意でしょうけど、それ以外のセクションはあまり得意ではありません。私も、その傾向にどっぷりつかってしまっています。リスニングはTOEICである程度解決策が見えてきて、実際のテストでもスコアは悪くなかったですがスピーキングやライティングでの学習で手詰まり感があります。これをどうすれば良いのか考えるのが今後の私の課題です。




まとめ

TOEFLはアカデミック英語の力を測るもので、3~4時間の長丁場です。試験問題とテスト会場の雰囲気に慣れていないと、本来の力を発揮できないでしょう。また、長い時間英語にさらされるので、普段の生活から英語自体への「慣れ」も必要でしょう。留学を目的にした人が受ける試験なので、受験する人が限定されますが、私は、生涯学習の一環として受験するのはいいなと思います。4技能試験でバランスもとれていますし、世界で通用する英語アセスメント試験なので、自分の腕ためしにはいいなと思います。




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